四十肩・五十肩での整骨院への通院

　四十肩・五十肩になると、肩に強い痛みが出たり、動かしにくくなったりします。

　最初のうちは軽い痛みであることも多いですが、進行すると少し腕を挙げるような動作、たとえば洗濯物を干したり髪の毛を結んだりといった動作や、着替えたりといった動作が、痛みによって困難になることもあります。

　何もしていないときにも肩が強く痛むようになり、眠りが浅くなるなど、他の身体の不調の原因となってしまうこともあるため、できるだけ早い段階から整骨院にご相談いただくことをおすすめします。

　四十肩・五十肩と呼ばれているものは、肩関節を構成している骨や軟骨、靭帯や、筋肉と骨をつなげている組織である腱が炎症を起こしている状態のことを言います。

　炎症が起こる原因ははっきりとは分かっていませんが、一般的には老化により肩周辺の柔軟性が低下することで生じることが多いと言われています。

　無理に動かすことで状態が悪化してしまうおそれがある一方で、長い間動かさずにいることで組織の癒着が起こり、痛みが治まった後も動かすことのできる範囲が狭まってしまうおそれがあります。

　そのため、四十肩・五十肩になった場合は、少しでも早く痛みをとるとともに、状態に合ったタイミングで適切に肩を動かし、元の状態に戻していくということが大切になります。

　こうしたことを行うためには、四十肩・五十肩に詳しく、対応を得意としている整骨院に行くことがおすすめです。

　焼津にあります当院では、四十肩・五十肩のご相談をよくいただいております。

　最初にしっかりと検査を行い、肩がどのような状態にあるか、どういった形で施術を進めていくのがよいかを把握したうえで、一人ひとりに合った計画をご提案いたします。

　施術の一例をご紹介いたしますので、四十肩・五十肩にお悩みの方はご覧ください。

 

⑴　手技による揉みほぐし・矯正

　筋肉や靭帯に対して施術を加え、自然治癒力の向上や、低下している柔軟性の改善を図ります。

　四十肩・五十肩の場合は特に、柔軟性を取り戻し、炎症が起こりにくいようにすることが大切です。

　当院は矯正施術も得意としていますので、歪みによって肩に負担がかかっている場合にはそれを解消する施術も行い、さらに肩が痛みにくい状態を目指すこともできます。

 

⑵　低周波による痛みの軽減

　四十肩・五十肩の痛みが強い場合には、まずは痛みの軽減のための施術を行うことがあります。

　感覚神経を刺激することで、痛みを抑え、他の施術をお受けいただきやすいようにしていきます。

 

⑶　超音波・干渉波による施術

　超音波は炎症の改善や自然治癒力の向上のために、干渉波は筋肉の緊張の緩和のために用います。

　どちらも寝た状態でお受けいただけるため、痛みが強くまだ手技を受けることが難しいという場合にも、無理なくお受けいただけるかと思います。